6年生 社会「租税教室」
大田原税務署から、渡邊様、國分様に来ていただきました。
初めに、1億円分のお札をいれた重さにしてある、金属製ケースを持ち上げる体験をしました。
ケースの重さは、10kgあります。
児:「こんなに重いんだ。」
ここで講師の方から、質問がありました。
Q:「もし、拾って交番に届けた1億円が自分の物になったら、税金はかかる?」
近くの友達と相談しました。
児:「かかりそう。」
児:「かからないのでは・・・?」
講:「落とし物であっても税金はかかります。」
拾ったお金をもらうと「一時所得」になり、所得税の課税対象となります。
落とし主が見つかり、謝礼金などをもらった場合にも同じ扱いとなります。
次に、写真を見て税金が使われているものと、そうでないものに分けました。
「ゴミ収集車」は、税金が使われて・・・・、「います。」
「映画館」は、税金が使われて・・・・、「いません。」
子どもたちは、ノートにメモしたり、友達と話し合ったりしました。
「遊園地」や「公園」もみんなで考えました。
児:「みんなが使うものには、税金がつかわれている気がします。」
児:「映画館や遊園地は、使いたい人だけが利用するから、税金が使われないんだと思う。」
この後、DVDを視聴しました。
「マリンとヤマトの不思議な日曜日」(国税庁制作)です。
(ユーチューブでも配信されています。)
「税金がない世界」では、いろいろな行政サービスが有料になってしまうという内容です。
例えば「火事の消火」、「学校の授業料」、「教科書の費用」「ゴミの処理費用」
「道路の通行料」「信号のあかり」「救急車要請」など、
全てが有料となった場合の世界が、描かれていました。
私たちの税金は、誰もが安全に、健やかに過ごせるように使われていることを知りました。
今日も、みんなで協力して学習できました。