臨時朝会「一人ひとりがかけがえのない存在です。」

栃木県教育委員会、大田原市教育委員会の通達及び指示を受け、臨時朝会を実施しました。

県内の各小中学校で、この時期、児童生徒向けのメッセージが伝えられています。

全国的に、子どもたちが、暴力等(性暴力も含む)の被害あう事件が後を絶ちません。

子どもたちの「安全と安心」は、守られなければならず、

教職員からの体罰や暴力などは、言語道断で、決して許されません。

もし、被害にあった場合(いやな体験をした場合)には、隠さず話すように伝えました。

9月7日付の新聞に、「中高2教諭を懲戒処分」という記事が掲載されました。

子どもたちが、教職員からの不適切な言動(性暴力も含む)を受けたという記事です。

こうした被害は、子どもたちの心身に大きな傷を残します。決して許されない違法行為です。

県や市町では、相談窓口を設けています。

本日夕方、そうした機関への連絡先資料を配信いたします。御確認ください。

同じ内容のお知らせが、中学校からも配信される予定です。

ユニセフ(国連児童基金)では、「子どもの権利条約」を定めています。

以下の4つの権利について、明記されています。

「守られる権利」の中には、「暴力や搾取、有害な労働から守られること」という表記が

あります。

子どもたちには、「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」があります。

この権利が侵害されないようにすることは、大人の責務であると考えます。

お子さんからの情報で、不審な点等ございましたら、本日配信資料にある関係窓口を御利用ください。

子どもたち1人1人は、みな、かけがえのない存在です。

4つの権利が守られ、尊重される風土を醸成し、子どもたちが健やかに成長できるように

尽力いたします。

御家庭でも、話題にしていただけましたら、幸いです。