6年 理科 「ものが燃えるしくみ」
6年 理科「ものが燃えるしくみ」
めあて たんげんのまとめをしよう
「今まで勉強してきたことを、確認しましょう。ホワイトボードに書き出してみましょう。」
ものが燃えるときには、酸素が必要なこと。ろうそくなどを燃やすと二酸化炭素が出てくることなどを確認しました。
では、おもしろい実験をしてみましょう。
今度は、ろうそくではなく、金属(スチールウール)をもやしてみるとどうなるか、たしかめてみましょう。
「おー!」「燃えた」
燃えたことを確認し、時間をおいて、燃えすぎるのを防ぐためにふたを閉めました。しばらくすると炎が消えました。
さて、ここで、気体検知管を使って、中の二酸化炭素濃度を測定してみます。
二酸化炭素検知用のガラス管を器具に装着して、準備します。
先:「二酸化炭素の数値は、どうなったでしょう?1分くらい待ってみましょう。」「・・・」
児:「あれ?、数値が、変わらない。」「ろうそくの時は、数値が上がったけれど・・・」
先:「そうなんですね。金属を燃やした時には、二酸化炭素が出ないのです。不思議ですね。」
児:「なんで、二酸化炭素が、出ないのかな?」
先:「それはね、C(炭素)があるか無いかの違いなんですね。」
「鉄には、炭素が含まれていないので、二酸化炭素はでないんですね。」
児:「炭素が入っていない、金属が燃える時には、二酸化炭素がでないんだ。」「なるほど・・・」
先:「教科書のまとめを確認してから、プリント問題を解いてみましょう。」
問:「ファンヒーターを使うとき、換気する理由は?」
問:「勢いの強い火を消すときに、ぬらした雑巾をかけると、火をけすことができる理由は?」
など、生活に関わりのある問題について、自分の言葉で考えを書いていました。
全員がしっかり学習に取り組んでいました。