5年 総合「両郷の自然・環境について」

本日は、ゲストチィーチャーの 佐藤 正喜 様 に来ていただきました。

両郷の土地には、「松葉川」という川が流れている。

自分たちがこどもの頃は、松葉川には、たくさん生き物がいたが、今ではすいぶん減ってしまった。

水量が減り、両郷の山々が、人工林に変わってしまった影響があると考えている。

この石は、「松葉川」となった由来の石で、表面に細かな松葉模様がある。

水田を拡張する工事で、川の砂利を大量にすくい取った時期があり、今は、見つけにくい。

順番に触ることができました。

松葉川の生き物で見られるのは、カワムツとドジョウである。

今日は、松葉川で捕獲した「ドジョウ」を持ってきたのでみてほしい。

ミミズをえさにして、流れが穏やかなところにしずめておくと捕獲することができる。

50年前の那珂川には、鮎がたくさんいたが、今は、見ることができない。 

カジカやヤマメもいた。水量が減ってしまい魚が住むのは難しくなっている。

子供たちからの質問に答えていただきました。

S:「両郷には、蛍のえさとなる カワニナは、どこにいますか?」

GT:「あちらこちらに いるね。」「ゲンジボタルとヘイケボタルの両方いる。」

S:「ハクビシンやイノシシはどのくらいいますか?」

GT:「イノシシは、たくさんいる。毎年、作物を食べられてしまい、被害が出ている。」

   「昨年度は、200頭ほど、駆除したほどだ。寺宿や木佐美では、電気柵を使っている。」

   「ハクビシンは100頭くらいは、いそうだ。」「カモシカも、最近は増えている。」

Q:「松葉川には、イワナやヤマメはいますか?」

Q:「前松葉川」と「後松葉川」では、住んでいる生き物に違いがありますか?」

などの質問もありました。

 

みんな、熱心にメモを取りながら聞いていました。

 

昔は、ミヤコタナゴという珍しい魚も住んでいた。大田原市で保全している魚だ。

貝に卵を生む珍しい魚だ。

アメリカザリガニは、今は、駆除の対象だ。日本では、捕まえたら処分しなくてはならない。

日本に昔から住んでいる魚(在来種)を食べ尽くしてしまう。

松葉川には、ドジョウもいる。ドジョウは、比較的、強い生き物で、環境の変化にも適応できる。

このような道具を使うと、ドジョウを取ることができる。

オイカワという、魚が見られることもある。

両郷の自然を中心に、佐藤様には、いろいろなお話を聞かせていただきました。

花丸今日も、みんなでよく、頑張りました。