6年生 理科「水溶液の性質」
課題「5種類の水よう液は、どうすれば 区別することができるだろうか?」
前時の学習を思い出し、「においをかぐ」「見た目で区別」「加熱してみる」の方法を確認する。
水溶液は、炭酸水、食塩水、うすいアンモニア 重曹水、うすい塩酸の5種類です。
理科支援教員の髙野先生から、安全面確保の指導を受けています。
<試験管ばさみの使い方>
試験管ばさみにスライドグラスを挟んだら、下に伸びた柄の方を持つ。
挟んだ所を持つとガラス板が落下するので注意する。
<水分を蒸発させる時の注意>
①水溶液をスライドグラス(ガラス板)の上に2~3滴のせる。(たくさんのせ過ぎない。)
②実験用簡易ガスコンロに火をつけ、炎の上で、ゆらゆら揺らす。
③液体が蒸発したら終了。直後は熱いので、やけどに注意する。
④次の液体をのせる際には、ピペットを洗浄する。(前の液体を洗い流す。)
実験用具を各テーブルに運びました。目を保護するためのゴーグルも着用します。
識別用のラベルをスライドグラスに貼り付けて、実験開始です。
いよいよ、「加熱」です。ガスコンロのうえで、水溶液の蒸発具合をみながらゆらします。
次の水溶液は・・・。
「におい」の違いを確認しています。
何か白い物が見えてきました。
次の水溶液を、スライドグラスの上に、数滴のせます。
においを確認してみますが・・・。
班ごとに、5種類の水溶液の観察をしています。
記録担当者は、ワークシートに、結果を記入していきます。
1つの水溶液がおわるとピペットを洗浄します。
記録担当者のワークシートを班で書き写して共有します。
結果を、クラス全員で確認していきます。
先:「うすい塩酸は、白いものが出た班があったそうですね。」
児:「あ、もしかしたら、水溶液を間違えたかも・・・?」
「あ、ピペットをきちんと洗わなかったからかな?」
先:「結果が他の班と違うときには、いろいろ考えてみることが大切ですね。」
「そして、可能な時は、もう一度、確認の実験をすることも大切です。」
理科支援員の髙野先生にお手伝いをしてもらいます。
まずは、薄い塩酸の水溶液をとって、加熱してみます。
うっすらと、模様のようなものが残りました。
比較の実験として、「水」を数滴、スライドグラスにのせて、加熱してみます。
薄い塩酸の水溶液のときと、ほとんど同じであることが確認できました。
「白いつぶ」のようなものは、残りませんでした。
5
5種類の水溶液の特徴について、確認することができました。
今日もみんなで、よく頑張りました。