2021年10月の記事一覧

総合的な学習の時間「両郷の教えを知ろう(農民道全一太鼓の歴史について知ろう)」

 今日は、総合的な学習の時間に、外部講師として星田雅人氏をお迎えし、「農民道全一太鼓の歴史」について講話をいただきました。

<講話> 今から約50年前東小が統合したときに、校歌がなかったので、八州氏に依頼。同時に、八州氏の「太鼓が素晴らしい」という言葉に、星田様の父(星田ただよし様)が太鼓の曲を依頼。その際、八州氏から「曲にどのような思いを込めるか」と聞かれ、原田善吉氏(足利市出身の教育者)の詩を提供し作曲へとなった。昭和47年に「農民道全一太鼓」は完成した。『農民道』とは、原田善吉氏の教えの一つで「敬天愛知」「自然順応」「万物浄化」「国元培養」「生命想像」の五つの言葉は全一太鼓の演奏のときに語られている。昭和48年に「全一太鼓の会」が結成され、翌49年に東京交響楽団のオーケストラと共演した(天地を敬い、自然に溶け込んで生きる農民の姿を表現)。それを、当時の両郷中学校の生徒が演奏するようになった。その後、両郷中学校が黒羽中学校に統合されたので、両郷中央小学校に引き継がれた。今でも、星田雅人氏(原田さんを両郷の地へ懇願して招き入れた星田金之助さんの孫)の指導を受け、両郷中央小学校音楽部の子供たちによって、「農民道全一太鼓」は演奏されている。

鉛筆貴重なお話を、ありがとうございました。